今節のバイエルン・第13節

今節のバイエルン・第13節
	前の試合まで4試合で2本だけだった枠内被弾は今節だけで7、二失点して新体制下初の敗戦となってしまいました。
ゴールラインをどうしてもボールが越えてくれない日というのはありますが、ここまで露骨なのもそうそうないような…

そんな中、ゴールを唯一決めたのがミュラーというのは多分偶然ではなくて、バイエルンが苦戦あるいは負けた試合で頑張っている事が多いのは事実です。負けたホッフェンハイム戦、延長に持ち込まれる寸前だったポカールのボーフム戦なんかでもミュラーは活躍を見せてました。思えばコヴァチ解任後、混乱の中での試合で前線の守備を引っ張ってまとめていたのもミュラーだったわけで…
コヴァチに冷遇されて出番が減ってた時期もミュラーが人気者であり続けたのやっぱりそういう所なんでしょうね。もちろん、基本的なキャラクターが親しみやすくて面白いからというのが一番でしょうけど…(笑)。

個人的には未だにやっぱり、彼には圧倒的な「主人公感」を感じます。ドラクエで言えば勇者です。攻撃力は戦士の方が高いし素早さでは武闘家に劣るかもしれないけど、勇者の代わりはいないという…

残念ながら今節で、「ミュラーが得点した試合は負けない」という記録が途絶えてしまったようですが、そんな事はどうでもいいのです…ミュラーが転んだり走り回ったりし続けていれば、見ている僕らが満足できるようなものをまた見せてくれるはず…たとえ試合に負けたとしても。



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