今節のバイエルン・ブンデスリーガ第15節

	バルサにはいい勝ち方をしたとはいえ先発もほとんど変わらず中2日、そこかしこに疲労の陰は隠せず勝ったものの結果としてナーゲルスマン監督はマインツの強度を見誤ったと言えるのかもしれません。そんな中でも後半からは気合を入れ直して監督のブンデス100勝達成に漕ぎ着けました。

バルサ戦で目立っていたザネやデイビスにやや疲れが見えてた気がしますけどそうなると今度はコマンが決めてくれて、更に88'にも気合の入った突破を仕掛けたりと気迫のこもった見事な活躍、決勝点にニャブリとムシアラが絡んだ事を考えても現在のサイドアタッカー陣の質・量双方の充実ぶりは凄まじいものがあります。

あと今回はトリッソのロングフィードにも感謝しなければいけないでしょう。65'に投入されたロカはブンデス今季初出場、この試合に途中から入るのは簡単ではなかったと思いますが最後まで無難にこなしてくれました。そしてもちろん今日も最後まで全力でプレスに走りきったミュラー…

細かいミスもいくつかあったウパメカノが終盤はギリギリのところを凌ぎ続けて意地を見せたのも見どころでした。
そして最大の戦果はやはり2戦連発のムシアラ、押されていた前半もいいプレーをしていましたが見事にチームを救う冷静かつ精巧な一撃を決めて完璧なヒーローとなりました。ああも綺麗に躱せるもんかという…ヴィルツやべリンガムに負けてないすね。というかこの18歳トリオはちょっと凄すぎます。

BVBがボーフムに不覚をとったので差はさらに広がりました。今節の苦闘はのちのち大きな意味を持ってくるかもしれません…とにかくよくぞ勝ってくれました。

次はシュトゥットガルト戦、引き続き嫌な相手ではあります。年内はキミッヒに頼れないのが確定したので中盤は何とかやりくりしなければならず残り2戦、いっそうナーゲルスマン監督の手腕が問われます…