個人的に今季バイエルンのベストマッチはハンジ監督就任直後に4-0で完勝したドルトムント戦、とにかく積極的な守備で枠内シュートすら撃たせない美しい試合でしたが、今回この対バルセロナ戦に更新されました。2失点、しかも1点は序盤のオウンゴールというテンションが一気に落ちかねない流れだったにも関わらず、力とハードワークで殴り返して圧倒したわけで、プレッシャーの強度もドルトムント戦を上回る、異様なまでに激しく守って攻める「飢えた」バイエルンが見られました。 とにかく奪う、取られても奪い返す、ミュラーは一切動きを止めずペリシッチも、レヴァンドフスキすらラインぎりぎりのボールを諦めずに取り返して繋ぐ、敵Pエリアにボールが入れば常に4、5人が飛び込み、点を取られようがうるせー!知らねー!と障害を叩き潰し我が道を突き進み最後まで一切手を緩めない、これがMIA SAN MIAの一つの到達点なのかも…と感動したほどです。 徹夜して見ていたせいで異様なテンションになってしまい、試合終了後もしばらく眠れませんでした。レッドブルじゃないエナジードリンクのせいでもありますが… …まあとにかくいい試合だったね、という事が言いたかったのです(笑)。 大勝の後こそ気を引き締めて…なんて心配も試合後のコメントを見る限り無さそうです。 次は下馬評通りならペップ・シティと戦う事になるわけで、かつての恩師に対して昔よりパワーアップしたバイエルンを見せるいい機会ですね!選手たちも再会を楽しみにしている事でしょう。 GKエデルソンは今回テア・シュテーゲンにしたようなプレッシャーをかけても一切動じないある種の天才であり変態なので(誉め言葉)、ハンジ監督はどういう戦術で行くのか楽しみです… 追記:下馬評が覆り、コンパクトに守って効果的に攻めたリヨンがユーヴェに続いてシティも撃破してしまいました。今季初めてリヨンの試合を見ましたが中盤の囲い込みはなかなかハードで左WBコルネの運動量は半端なく、ここまで来てるんだから当然ですが楽に勝たせてもらえる相手ではなさそうです。GKも安定していました。 シティとやるよりフィジカル面でタフな試合になるかも知れません…バルサ戦と同じように戦えれば何の問題もないはずではありますが。
コメント