今節のバイエルン・第29節

今節のバイエルン・第29節
	ヴォルフスブルクの勢いや前日にライプツィヒが2ポイントを落としていた事を考えればライプツィヒ戦並みに注目されてもいい試合だったはずですが、なんかぬるっと始まって終わってしまった感があります。ともあれ、ここでまた二位との差を7ポイントに広げたのはかなり大きいかと。

今節の主役はとにかくムシアラでした。ウニオン戦に続いて密集突破ドリブルからのシュートで素質の違いを見せつけたかと思えばミュラーのクロスに綺麗に合わせて今季6ゴール目。出場機会と年齢を考えれば末恐ろしい結果を出してくれました。
チュポの二点目も個人的にはかなり重要視していて、結局ライプツィヒが勝ちきれないのはああいう誰でも90%決められるような状態で決めてくれる人が定まっていないせいだと思うので、代役とはいえチュポはストライカーとして完璧な仕事をしてくれたんじゃないでしょうか。
守備はところどころ疲労や集中力が切れる瞬間があったとは思いますが1点目はヴェホーストのシュートが100点だったのでまあ仕方ないですかね…

そして、最大の衝撃は試合直後にやってきました。近日サリハミジッチやフロントとの確執ばかりが報じられてきたハンジ・フリックでしたが、CL敗退後に今季限りでの退任を決めていた事、フロントや選手たちに既に報告済みであることが明らかになり、試合結果が吹き飛ぶほど界隈は大騒ぎに。
多くの人を納得させられる後任はナーゲルスマンのみという状況、本人の否定は現時点では意味がないとはいえ他に有力かつ現実的なな名前は上がっておらず、来季の指揮官が全く予想できない状況に…
ハンジ監督は就任以降、今季はスケジュールに泣かされたとはいえ絶大な結果を出し続けてきており、クラブや代表との関わりも含めて彼以上にベテラン達を上手く使える人材はなかなか居ないはずで、昨季全てを手にしたバイエルンは思ったより早く大きな転換期を再び迎える事になってしまいました。
とにかく今は最後に残ったタイトルだけに集中すべきで、指揮官交代発表後勝てなくなったBMGや昨日そのBMGに惨敗したフランクフルトの二の舞だけは避けなくてはいけません。リュカの怪我の具合も気になりますが…

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