今節のバイエルン・第34節(最終節)

今節のバイエルン・第34節(最終節)
	色々あった今季ブンデスリーガもいよいよ最終節、試合結果以外にかかっているものの方が多い第34節となりました。コーチ陣や主審にまで及んだ試合前のお別れセレモニーを少ないとはいえお客さんの前でやれたのは良かったと思います。

残留を決めて一安心のアウクスブルクはもはや敵ではなく、両翼の大暴れとキミッヒのスーパーミドル、ノイアーのPKストップ等で試合は前半のうちに決まっていたものの、ギキェビチュも意地を見せレヴァンドフスキのシュートだけはぎりぎりのところで防ぎ続けるまさに死闘となりました。彼の名もまた、この一戦で後世に残る事になるでしょう。

今節も選手交代後にバランスが乱れ二失点を喫したバイエルンでしたが試合の主題は既にそこにはなく、レヴァンドフスキが魔人ゲルト・ミュラーの偉大な記録を破れるかどうかという一点にスタジアムの全てが集中するなか、時間だけがゆき過ぎ監督ももはや半ば諦めたと試合後に語ったほど3バックに変更して固めたアウクスブルクの守備を突破できずにいた90分、マルティネスのクロスが弾かれザネの足元に転がった一瞬、そのまま振りぬいた強烈なシュートをまたも弾いたギキェビチュでしたが、最後の最後まで集中を切らさずにいた我らがエースがこぼれ弾を逃さず、すがるGKの両手を躱しての見事なシュートでブンデスリーガ今季41ゴール目、新記録達成…そしてそのまま試合終了となりました。

終わり良ければ全てよし、決まらないレヴァンドフスキのシュートに溜まっていたストレスも一気に開放されて夜中に叫んでしまいました。近所の皆さんごめんなさい(笑)。

ちなみに各ニュースサイト等で既に取り上げられていますがドルトムント-レヴァークーゼン戦のほうも去る人々への思いやりに満ちた素晴らしい試合になっていたので、見てみて損は無いかと思われます。

さて、来季は新監督ナーゲルスマンを迎えてのスタートになるわけですが、ハンジ指揮下で実力を取り戻したボアテング、近年はベンチスタートが増えてもプロの姿勢と仕事でチームを支え続けたマルティネス、最後の一年で更に進化した万能のアラバら去るレジェンド達のクオリティを考えるとどうなるかはまだまだ未知数です。特にアラバが居なくなって根本から変わる最終ラインは不安もあります…ウパメカノの加入が楽しみではありますけど。
二年目のザネとムシアラはどう進化するのか、三列目とSBの補強はどうなるのかなど、他にも気になる点はいくらでもありますがとりあえずサッカー・シーズンはこれで一区切り、夏にはもっと多くお客さんの入った状態で新しいシーズンを迎えられることを期待して今季もひとまず終わろうかと思います。

本項にお付き合い頂いた皆さん今季もお疲れ様でした&ありがとうございました。

まあすぐにユーロあるんでサッカー観戦に関しては休みも何もほとんど無いわけですが…(笑)。

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