「リスボンによろしく、心配はいらない」 と、メンバーを落とさない宣言を戦前にしていたナーゲルスマン監督は有言実行、しかも完璧な内容と結果で大いに面目を保ったのでした。 序盤、必死に喰らいついて攻め立てようとする後がないバルサをバイエルンは冷静にいなしつつペースを掴み、気が付けばほぼ隙を見せない一方的な試合運びに終始しておりました。 バルサのプレスは激しくはなったんでしょうがそれでもまだまだBMGやフライブルク、ウニオンあたりの前線の方がガチ感が強くて怖かった気がします。前も書いた気がしますが、やはりそこはお国柄なんでしょうか。 結構外しまくってはいたものの試合をおおかた決めたザネのミドルは流石で今季公式戦既に二桁ゴールを達成、前半のラストにすごいスピードでデンベレに追いついた守備も素晴らしかったというか感動的ですらありました。デイビスやムシアラも攻守に持ち味を発揮して見てて楽しかったです。二人とも細いけど当たり強いんですよね。 あとズーレが入るとビルドアップはやっぱり安定しますね… ミュラーに関してはもう何も言う事はありません。らしいゴールも決めて、80分過ぎても走り続ける彼は生けるレジェンドです。 苦境にあるとはいえバルサを完封するのにキミッヒ・ゴレツカ・ニャブリを必要とせず、エースを休ませ若手を出す余裕もあって、お見事なグループステージ最終戦でした。 週末はなんだかんだで現在ブンデス7位、スヴェンソン政権下で不気味な強さを見せているマインツが相手です。CLでターンオーバーしなくても大丈夫というナーゲルスマン監督の判断を信じております…
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