ブンデス開幕から中3日、今季も早速ドルトムントとの力試しとなるスーパーカップということで、例年なら結果は正直そこまで気にならなかったりもするのですが、今季はプレシーズンマッチも含めてナーゲルスマン体制初勝利で、「実力はあるがタイトルが無い」と言われていた彼が初めて優勝カップを掲げられたということで意味ある勝利となりました。 結果1-3ではあったものの決定的な実力差を見せつけるには至らなかった気もしますが、最終的にはやはり王者の格とGKに差があったというところでしょうか。ホーランとロイス、両エースとの一対一を制したノイアーはさすがとしか言いようがなかったですね。 BMG戦でも安定感を見せていたズーレは守備者としてもビルドアップの中心としても健闘していて、彼が安定しているとウパメカノもよりやり易そうです。スタニシッチは攻撃参加こそほとんどできませんでしたが大きなミスもなく、代役としては及第点の活躍だったかと。 引いて戦うのでない以上、快速FWのライン突破を完全に無くすことは不可能とはいえ、どんな形にせよバイエルン以外でブンデス最強最速のFWであるホーランを完封できたのは大きかったと思います。 そして今季も全く容赦のないレヴァンドフスキはシーズンまたぎの公式戦14戦連発、この世を去ってなお現エースの前にそびえるゲルト・ミュラーの記録まではあと2試合、また一つ伝説を超えられるのか楽しみです。 次は昨季ギリギリで1部に踏みとどまったケルンが相手です。有望なCBボルナウを抜かれたとはいえホルンやヘクターら実力者もまだまだ居ますし、開幕戦でヘルタを降しており油断は禁物…とりあえずバウムガルト監督に先月の借りを返しておきたいところです。
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