今節のバイエルン・第28節

今節のバイエルン・第28節
	パリ戦に続いて非常に勿体ない結果になってしまいました。

1点リードで終盤に入って「行ける!」との判断だったのか、初登場のスタニシッチ、久々先発のマルティネス、途中出場でいきなり久々のCBをやったパヴァール、そもそも守備が怪しいサールというベストとは程遠い最終ラインの前にバイエルンでは一応イレギュラーなアラバの中盤、しかもリードは1点のみという状況でこれまた初登場、しかも長期離脱明けのニアンズを投入しキミッヒを上げて守備から外した采配は素人目に見ても冒険が過ぎたような…

近年稀に見る怪我人の多さでかなり新鮮なスタメンにせざるを得なかった監督の苦心は基本的には成功裏に終わる直前までいっていたわけで、これは評価されるべきだと思いますが、それだけに最後の采配が勝ち点2を落とす結果に繋がってしまったのはとても残念です。

まあ結果に目をつぶれば全体的には若手に経験も積ませられて、若干消極的な感もありましたがスタニシッチは一定の成果を出したと言えそうですし、ダンタスはアシストまであと一歩に迫るシーンもあったりで、なによりムシアラがやはり尋常でない才能の持ち主である事を改めて証明してくれました。密集を抜けつつタイミングをずらしての正確なシュートはお見事の一言です。さすがに勝ち点2と引き換えにできるものでは無いとは言え、あのゴールのためだけにでも見る価値はある一戦だったかもしれません。

そして、水曜には全てをかけてパリに乗り込む事になります。何年か前にポルト相手に似たような状況でセカンドレグに向かった試合ではあっさり2点先行して逆転できましたが、今回は世界最高になれる才能の持ち主と、才能だけは世界最高クラスの選手らを擁するPSGが相手なのでなかなかに厳しい感じです。果たしてバイエルンはレヴァンドフスキがCLに帰還する場所を取り戻せるのか…?
公式戦2戦未勝利で流れがどうのとかはここまで来ればもう関係ないでしょう。困った時はきっとミュラーが何とかしてくれるはずです。

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